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特徴:
三宅島、相模湾以南、インド、太平洋に分布する。
浅海の岩礁域に生息し、岩穴の周囲に少数で群れる。体高は高く、体色は鮮やかな橙黄色で、尾ビレの付け根に幅広い黒色横帯がある。側線に暗色の点状模様がある。
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特徴:
相模湾以南の南日本〜インド、西大平洋の熱帯域に分布。 水深50m以浅のサンゴ礁に生息。体は長卵形。眼の前方に1縦溝があり、尾ビレは上下とも糸状んび伸びる。体色は黒、歯は赤。
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特徴:
高知県以南、紅海〜中西部太平洋に分布する。
前頭部が円く突出する。尾ビレも上下ともわずかに突出する。幼魚は前方が赤褐色で後方が青緑色に変わる。雌は薄い灰褐色で各ヒレ中央に大きな黒斑があり、全ヒレが朱色。雄は大部分が青緑色と赤褐色の細かい模様が入り混じり、尾は青緑色。
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特徴:
山陰・相模湾以南。〜西太平洋、オーストラリア西部。岩礁域にすむ。 雄の腹鰭は第1軟条が長く糸状にのびる。雌や、幼魚の腹鰭は短い。尾鰭の後縁はまるい。背鰭前方の背中線に5枚の鱗がある。側線が堅田の後部で中断している。幼魚の体はは橙赤色で吻端に白色斑がある。 中層を活発に泳ぎ回り、動物プランクトンを主食とする。
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特徴:
南日本、小笠原。朝鮮半島、東シナ海、南シナ海、オーストラリア南東部。岩礁や砂礫域にすむ。 体側に赤橙色縦帯が走る。尾鰭の上下両葉に淡色部があり、尾の内側に暗色部がある。また尾鰭基部に1黒色点がある。雄と雌の体色差はほとんどないが、背鰭前部に1黒色点があれば雄だ。 内湾の岩礁域や転石まわりの砂底にすみ、危険を感じたときや休息時には砂に潜る習性がある。 小型底生動物を主食とする。
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特徴:
本州中部以南、朝鮮半島、台湾、シナ海に分布。
沿岸のやや深いところに生息する。
体形はアマダイに似ている。 体側にある暗色の斜走帯と白色帯が特徴である。 それが英名の「胸の傷あと」でしょうか。 「牙」は一対の大きな犬歯状歯があることから。
老成した雄は前頭部が張り出す。
和名の由来はその性質が、苛々していることから。
産卵期は6〜9月
夜間は岩穴や岩陰で休息する。
食性は主に底生動物を食べる。
磯臭くあまり食用にされない。 定置網にかかるが漁獲量は少ない。 かまぼこの材料になる。
旬は冬で、旬であればちり鍋などにすると美味しい。 身が柔らかいので刺身には不向き。 煮物ならしょうがを加えて味噌煮がよい。
磯釣りで、餌さ取りのうまい外道とされる。
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特徴:
本州中部以南、インド・西太平洋から東アフリカ・南東大西洋・南アフリカ南部に分布する。 沿岸から130mまでのサンゴ礁域・岩礁域に生息する。
体色は黄色や橙色、尾鰭が深く湾入しているところから、英名の燕のしっぽという名前が付いたようだ。
食性は動物性で浮遊している小型の甲殻類を食べる。
ゴンベといえばホークフィッシュといわれ、木の枝の上に止まっている鷹ように、サンゴの上などにちょこんと乗っている姿をよく見かけるが、実はこのゴンベ他のゴンベに比べて遊泳する性質があるので、サンゴなどから少し離れて泳いでいる事が多い。
ウイゴンベのウイは発見した宇井縫蔵の名前からきている。ウイゴンベは宇井縫蔵が発見し、同定は日本の魚類分類学の創始者である田中茂穂博士が行ったが、1917年に新種に記載した際、和名に宇井をつけたのである。
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特徴:
琉球列島以南、インド洋・西太平洋・東アフリカ・紅海に分布する。 サンゴ礁の外縁、礁斜面やドロップオフに群れをなして生息する。
和名の「ウメイロモドキ」はフエダイ科の「ウメイロ」に似ているところからきている。英名ではレッドフィンというが、これは黄色い尾鰭の縁が赤いところからきていると思われる。沖縄では尾鰭の縁が赤いのでアカジューグルクンと呼んでいるところもある。
背鰭から尾鰭にかけては鮮黄色で、体側上部は鮮青色である。ウメイロモドキは釣り上げると体全体が赤みを帯び濃紫色になってしまうので、魚市場では慣れないと分かりにくいかもしれない。インドネシアで見られるものは、背中の黄色が少なく、大きさもひとまわり大きい。
常時群れをなし、危険を感じるとサンゴの間に隠れる習性がある。
食性は動物性で動物性プランクトンを食べる。
食用となり沖縄では重要食用魚である。釣りや追込み網で漁獲され、ムロアジ釣りの外道として釣れることがある。鍋物・刺し身・塩焼き・唐揚げなどにすると美味しい。
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特徴:
千葉県以南、西太平洋に分布する。 浅海の岩礁域、湾内の転石などに生息する。
体側には暗赤褐色の縦帯が5本あり、尾柄部に黒斑があり、それが尾鰭に掛からないことで、コスジイシモチとは区別できる。 英名では4本の縦帯となっている。
テンジクダイ科の魚は口内保育をするものがいるが、オオスジイシモチも雄が単独で岩陰などで口内保育をする。 口内保育とは、産卵後の受精卵を雄或いは雌が口腔内に収容し、卵を安全に守り且つ絶えず綺麗な海水を送り、孵化後しばらくの間まで保育する事を言う。
一般にテンジクダイ類は群れて生活しているものが多いが、産卵期にはつがいになった2匹が群れを離れて遊泳する。 離れた2匹は縄張りを持ち、産卵までの7日から10日までの間一緒にいる。
お互いに体を摺り寄せる産卵誘発行動の後、雄が仰向けの状態になりお互いの腹部を密着させ、放卵と放精が同時に始まる。 卵は粘着糸で繋がっていて、雄のオオスジイシモチは放精後すぐに向きを変えて卵塊を口の中に入れる。 孵化までは8日から10日かかるが、その間雄は餌を取らない。
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特徴:
相模湾以南、南日本・中国・インドに分布する。 沿岸のやや深い岩礁域・珊瑚礁域に生息する。
英名がホークフィッシュといい、枝に止まっている鷹のように、サンゴや岩の上に止まっていることが多い。鰾(うきぶくろ)は無く、遊泳性に欠けるが、全く泳がないわけではない。底に止まっている時は胸鰭で体を支えているので、胸鰭はやや発達している。
体色は鮮やかなオレンジ色である。ゴンベ科の特徴として背鰭棘部の鰭膜の先に糸状の短い突起がある。ゴンベの名は、この糸状突起を権兵衛(江戸時代後期から大正時代まで流行った幼児のヘアースタイル、ぼんのくぼのところだけ剃り残した毛髪のこと)に見立てたことから来ている。オキは沖の意味で、他のゴンベ類よりやや深いところに生息しているからである。
小型魚類だが肉食性で、底生動物などを食べる。
産卵期は夏で、日没時に産卵行動が見られる。雌性先熟の性転換魚で、雄はハレムを作り数尾の雌と暮らす。群れの中で一番大きな個体が雄へと性転換するが、オキゴンベは雌へも性転換する事が知られている。
一般の雌性先熟の性転換魚の生殖腺は、はじめは卵巣のみであるが、性転換とともに卵巣は無くなり精巣組織に置き換わる。ところが、オキゴンベは雄になっても卵巣部分が消失せずに残り、逆に雌になっても精巣部分が残っている。群れの都合に合わせて両方向の性転換ができるのである。このような両方向の性転換ができる種は他にオキナワベニハゼやダルマハゼ、イチモンジハゼがある。
食用にされていない。色彩が鮮やかなため観賞魚として流通している。
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特徴:
北海道以南の日本各地。朝鮮半島南部。岸近くから沖合にすむ。 ウミタナゴ類は変異が多く同定の難しいグループだが、オキタナゴは体高が低く、スレンダーな体をしていて、簡単に見分けられる。確実な見分けは背鰭の棘を数えればよい。オキタナゴは6〜7棘、ウミタナゴや、アオタナゴは9〜11棘だ。またオキタナゴは、繁殖期の雄の尾鰭上下葉先端がとがる。
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特徴:
南日本。フィリピン。浅い岩礁域にすむ。
オキナヒメジは臀鰭の高さが低く、尾柄部の暗色斑は円斑になる傾向があり、暗色斑の下部は側線をこえないことが多い。ホウライヒメジは臀鰭の高さが高く、尾柄部の暗色斑は鞍状になる傾向があり、暗色斑の下部は側線をこえることが多い。しかし、この尾柄部の暗色斑は、両種とも薄い個体がいるから注意しよう。 単独または小さな群れで行動する。 白身の肉は淡白で上品な味があり、煮物や活造りに用いられる。
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特徴:
千葉県・島根県以南、西太平洋・インド洋に分布する。 浅海の岩礁域の海藻の間に生息する。
雄と雌で体色は違い、雄は黒緑色で鱗が大きく縁は黄緑色。雌は赤みがかった黄褐色で腹部に青紫色の小斑がある。雄の背鰭の第二棘は糸状に伸びている。
単独で生活し、夜は海藻の根元や岩陰で眠る。
食用となるが、味は良くないと言われる。釣りでは外道として釣れる。
英名の cocktail はカクテルのことであるが、カクテルの語源は諸説がある。その昔、お酒を混ぜるのに雄鶏の尾を使っていたボーイにある客が、そのお酒がおいしかったので「それは何か」とお酒を尋ねたところ、ボーイはその道具を尋ねられたのと勘違いして「雄鶏の尾(カクテル)です。」と答えてしまったらしい、と言う説は面白い。
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特徴:
和歌山県、八丈島、小笠原、奄美大島以南。〜インド・太平洋域。砂礫域にすむ。 体は側扁する。頭部は白く眼の回りに放射状の細い黒色線が走る。体側は黒く白色小斑点がちらばる。尾鰭は前方に白色横帯、後方に黒色横帯がある。腹鰭は短く肛門に達しない。 幼魚の体色斑紋は、まったく違う。褐色の体に暗色横帯と白色円斑が交互に並ぶ。背鰭の前2棘が旗の用に長くのびて、全体では海藻のように見える。眼の回りに白色の放射状線がはいる。
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特徴:
奄美大島以南、西部太平洋から東部インド洋に分布する。 浅海のサンゴ礁域の礁外縁など潮通しの良いところに生息する。
鮮やかなオレンジ色と特徴的な白帯で、海中でもよく目立つ人気種である。クラウンアネモネフィッシュに似ているが、本種は白帯に極細の黒い縁取りがあるのに対し、クラウンアネモネフィッシュは黒い縁取りが太い。また黒い縁取りが体側に広がっている個体もいる。
ハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクと共生し、ひとつのイソギンチャクに家族で生息している事が多い。
他のクマノミ類と同様に雄性先熟型の雌雄同体魚である。
繁殖期は夏で、棲んでいるイソギンチャクの根元の岩の上に黄色い卵を産み付ける。一般にクマノミ類は雄の方が熱心に卵の世話をするようである。雄は産み付けられた卵に口を近づけ、卵の掃除をしたり、死卵を取り除いたりすると考えられている。この行動は「マウシング」と呼んでいる。雄が卵の世話をしている間に、雌はたくさんの餌を食べ、更に大きくなり繁殖能力を高めるのである。
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特徴:
南日本。インド、太平洋域に分布。 潮通しのよいサンゴ礁外縁部に群れで生息する。 背ビレ棘部前方に赤紫色の斑紋がある。雄は、体側に幅の狭い赤色横帯を持つ。幼魚の尾ビレの先端は赤い。
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特徴:
千葉県・兵庫県以南。インド・西太平洋域。岩礁域にすむ。 雄は頬に青色縦線が1本あって、体側下部に目立った斑紋がない。頬に青色縦線が2本あるとアカオビベラの雄になる。雌は体側の正中線上に細長い黒斑があり、腹部には黒点が規則的に並ぶ。 ごらんのように派手な体色のカミナリベラ属は、見た目のように熱帯性なのだが、本種だけ温帯に適応して、本州南岸では普通に見られ、幼魚はタイドプールによく入っている。幼魚は体側正中線上と背部の暗褐色帯が目立つ。
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特徴:
南日本。東部太平洋をのぞく全世界の温帯・熱帯海域。 眼を通る褐色斜帯が特徴で、これを背部から見ると「八」の字に見えることから間八と呼ばれた。ブリ属でいうと、どちらかといえば、関西ではブリとヒラマサになじみがあり珍重するが、関東ではカンパチになじみがあり珍重する。伊豆諸島に多いせいかもしれない。
若魚は体高があって、眼を通る褐色斜帯がはっきりしている。幼魚は黄色く、関西では「しお」と呼ばれる。尾鰭の下葉先端が白くなっているが、これがカンパチの特徴、ヒレナガカンパチの、ここは白くない。また第2背鰭と臀鰭の前部がふつうならカンパチ、細く鎌状にのびたら、ヒレナガカンパチだ。 尾鰭下葉先端が白いというのは、とくに泳いでいるときには目立つ。船の際まできて、横走りして、腹鰭、臀鰭、尾鰭下葉先端と3カ所が白く見えたらカンパチで、腹鰭、臀鰭と2カ所だけ白かったら、ヒレナガカンパチだと、一瞬で見分けられる。ばらしても同定はできちゃうよ。
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特徴:
相模湾以南、小笠原。ハワイ諸島をのぞくインド・中部太平洋域。砂礫や岩礁域にすむ。 こぶがあって黒いベラなので、すぐに分かる。黒っぽいが青みがあったり緑っぽかったりの変異がある。体側中央に1明色横帯がある。この横帯は緑だったり青かったりする。背鰭の第1棘が長く、尾鰭の軟条がすべてのびる。メーター近くになる大型のベラで、力持ちだから釣り人を翻弄し、糠喜びさせる。幼魚の色彩と斑紋はまったく違う。 幼魚は純白の体に赤と黒の斑紋という派手な色彩のために人気が高い。
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特徴:
小笠原諸島、和歌山県以南、インド、太平洋域に分布。水深30mの岩礁、サンゴ礁域にすむ。 尾ビレ付け根の大きな黒斑が特徴。老成すると不明瞭、幼魚は横帯になっている。
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特徴:
雄は青みが強く、胸鰭の近くに黒斑がある。 雌はやや小型で、体色は赤味を帯びている。
ベラは雌から雄に性転換する。 産まれながらに雄のいる種類と、初めは雄が一匹もいない種類がある。 キュウセンは産まれながらに雄のいる種類である。この種類は他にササノハベラやカミナリベラがある。
初めから雄がいても性転換する雌がいるのである。 初めから雄として産まれた雄(一次雄)と雌から性転換する雄(二次雄)の繁殖行動は複雑である。
二次雄は群れの中でも大型の雌が性転換したもので、一次雄よりも大きく力も強いのである。 これは産卵時に雌を選ぶときに影響する。 雌を独占して産卵できるのは二次雄だけである。 一次雄は徒党を組んで一匹の雌と産卵するか、二次雄の産卵行動にまぎれて放精するしかない。
今度海に潜ったら 「何だキュウセンか」と思わずに、一次雄や二次雄を探し出し、その不思議な繁殖行動を観察してみてはどうだろう。
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特徴:
相模湾以南、インド洋・西太平洋に分布する。 水深55m以浅の岩礁域・サンゴ礁域に生息する。
潮通しのよいサンゴ礁や岩礁の外斜面などで大きな群をつくる。
食性は動物性で、プランクトンなどを捕食する。
雌性先熟型の雌雄同体魚で、群れの中の一番大きな個体が雄となる。 雄は縄張をつくり,ハーレムを形成する。 上の写真の上2つは雄で、下2つは雌である。 雄は胸鰭に赤紫の斑紋があるので分かりやすい。
地域により多少体色変異がある。
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特徴:
千葉県以南。インド・西太平洋域、紅海。沿岸の岩礁や珊瑚礁にすむ。 体側に6本ほどの黄橙色の幅広い縦帯があり、その間にある青白色の部分は狭い。尾柄の後端に円斑はない。
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特徴:
浅瀬の岩礁域やサンゴ礁域に生息。側線は尾ビレ基部で終わる。胸部と肛門の前方に発光腺がある。夜行性。
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特徴:
相模湾以南から琉球列島、西太平洋・インド洋と東部太平洋のカルフォルニアに分布する。 やや深くて潮通しが良く、ソフトコーラル類が発達した岩礁域・サンゴ礁域の崖や水道部に生息する。
ヤギ・ウミカラマツ・ウミトサカなどの腔腸動物類の中にいて見つかりにくい。
吻が管のように長く伸びているのが特徴で、和名の由来となる。また、白地に赤の格子模様は他のゴンベと容易に区別できる。
食性は動物性で主に岩の間やヤギ類に付く甲殻類を細長い吻で吸い込んで食べる。飼育の場合、餌付けは容易で人工餌にもすぐなれるが、生息域が潮通しの良いやや深場の水質の綺麗なところであることでもわかるように、水質が悪化すると弱るのが早い。
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特徴:
房総半島以南、インド洋・太平洋・ペルシャ湾に分布する。 浅海の岩礁域・サンゴ礁域に生息する。
体型は強く側扁した楕円形で、体色は暗褐色地に青白く幅の広い横帯が3本ある。オレンジフィンアネモネフィッシュに似るが、真中の横帯の幅が頭部の横帯の幅より広いことで区別できる。ミクロネシアのものは体色がやや黒っぽい傾向にある。
サンゴイソギンチャク、イボハタゴイソギンチャクなど大型のイソギンチャクと共生する。危険が迫るとイソギンチャクの触手の中に隠れる。触手の刺胞に刺されないのは、刺胞の働きを抑える粘液を分泌している為と言われている。刺胞に対する免疫性は生まれた時にはまだ無く、徐々に備わってくると考えられている。それにしても、人間でさえ近づくと突付かれる攻撃的なクマノミに、隠れるところが必要なのだろうか。
イソギンチャクとの共生は相互に利益のある「相利共生」と言われているが、定かではない。クマノミにとっては捕食者から身を守ると言う利点がある。一方イソギンチャクはクマノミが餌を運んでくると言う説があるが、この行動が積極的に餌を与えているのかと言うとそうでもない様だ。これに関しては別の説で、クマノミが体をくねらせて泳ぐワッギングと呼ばれる行動がイソギンチャクの触手間に新鮮な海水を供給していて、触手内の共生藻の光合成を助けていると言う説がある。これによりイソギンチャクも元気になるのだそうだ。水槽内で飼育しているイソギンチャクにクマノミを同居させたり、棒などを触手の間をクマノミをまねて動かすと、より大きく触手を広げる事がわかっている。もう1つ、ポリプ食のチョウチョウウオでイソギンチャクを食べるものがいるが、クマノミの攻撃により助かっていると言う説もある。
食性は雑食性で付着藻類や甲殻類などを食べる。
クマノミの名前の由来は「隈取のある魚」すなわち「隈の魚」の意味であると言う説と、物陰を意味する「隈」から「隠れる魚」の意味であると言う説がある。因みに「ミ」は魚名語尾で「魚」と言う意味である。一方、英名のアネモネフィッシュはクマノミ類がイソギンチャク(アネモネ)との共生を行うところから来ている。さらに学名のアンフィプリオンのアンフィは2つのという意味で、プリオンはノコギリという意味だが、これはクマノミ類の前鰓蓋骨と鰓蓋骨の後縁にノコギリの刃のような突起があることに由来している。
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特徴:
西太平洋、南日本以南の温帯域に分布する。 浅海の岩礁域、熱帯域に生息する。
伊豆でのダイビングではまず最初に覚える必要があるほど良く見かける魚である。 そして、ネンブツダイとの違いを覚える事も重要なポイントとなる。 ネンブツダイとの違いはクロホシイシモチには体側に縦帯がなく、頭に1対の黒点があることある。
テンジクダイ科の魚は口内保育(マウスブルーダー)をする事が知られている。 口内保育とは産卵後の受精卵を雄が口腔内に収容し、孵化後のしばらくの間まで新鮮な海水を卵に送り、安全に守るという行動である。 口内保育の期間は8日〜10日であるが、雄はその間は餌をとらない。
日本の沿岸に生息するテンジクダイの産卵期は7月から10月なので、伊豆で最もダイビングが盛んな時にこの口内保育は見られるはずである。
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特徴:
南日本。インド・太平洋域。水深15〜30mの岩礁域にすむ。 雄は背鰭第7棘〜10棘の基底部に暗赤色斑がある。また吻から眼の下縁を通って背鰭基底下部に至る白色斜走線があり、その上の頭部は赤くなる。尾鰭は截形か、ややふくらみ上下軟条は、ややのびる。雌の体色は橙色で、尾鰭後縁は湾入して、上下葉がのび、上下葉の先端部は赤くなる。
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特徴:
伊豆半島以南、西部太平洋に分布。水深10〜20mのサンゴ礁域や周辺の砂礫底にすむ。 雄の尾ビレは浅い二重湾入形だが、雌や幼魚の尾ビレは丸い。また、雄の尾ビレの付け根には黒点がある。
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特徴:
英名も gold (黄金)とつく。 小さいけど、とっても綺麗な魚です。 成魚では15cm位になるそうです。 岩礁域の底層に単独でいることが多い。
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特徴:
東京湾〜慶良間諸島。台湾、西部太平洋。沿岸の岩礁域で、やや深所にすむ。 体側の縦帯は7本あり、4本のオオスジイシモチやウスジマイシモチ、5本のスジイシモチと区別できる。尾柄中央の黒色円斑は大きく、尾柄から尾鰭部分にまでかかる。幼魚のとき、よく群れる。
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特徴:
下北半島・佐渡以南から朝鮮半島・南シナ海に分布する。 浅海沿岸の潮通しの良い岩礁域に生息する。
この魚の一番の特徴は、なんと言っても和名の由来にもなっている頭のコブである。 国内のベラ科では最大級と言われ、体長は1m以上、体重は15Kgにもなると言われる。 コブは成長した雄だけにあり、下顎も同時に厚くなる。 雌のコブは雄ほどではなく、昔は別の種類だと思われていたようで、雄をコブダイと呼ぶのに対し、雌はカンダイと呼ばれていた事もあって、今でも地方によってはカンダイと言う名で通っているところもある。
幼魚には体側の中央に白い縦帯があり、尾鰭と尻鰭・背鰭に黒い斑紋もあるが、成長に従い斑紋は変化していく。
コブダイと言えば日本海の佐渡島に生息する大型の雄が有名で、私もコブダイはそこに行かないと見れないと思って諦めていたのだが、まさか伊豆で会えるとは思わなかった。調べてみると結構いろいろな所に居ることが分かった。
雄はハーレムを持ち、縄張り意識が強いので、侵入してきた他の雄との激しいバトルが見られることもある。 幼魚は白い縦帯のせいで攻撃される事は無いが、縄張り争いで負けた雄も白線を現すらしいので、この白線が侵略放棄の白旗になっているようだ。
食性は肉食で貝類や甲殻類などの殻の硬い餌を、のどにある歯でかみ砕いて食べる。 上の写真ではダイバーが手にしているサザエを、欲しそうに近寄ってくる姿が写ってるが、本当は縄張り荒らしだと思って威嚇しているのかもしれない。
産卵は晩春に行われ、雌雄が円を描くようにして海面へ上昇しながら産卵と放精をする。
一年中釣れるが、旬は冬で、晩春から夏の産卵期にかけては味が落ちる。 肉は白身で柔らかく、塩焼きや煮付けで食べるのが美味しく、旬の冬には刺身でも食べる事ができる。
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特徴:
本州中部以南、朝鮮半島南部、インド洋、紅海と広く分布する。
体形はナマズに似ている。 口ひげは4対あり、体色は茶褐色で、体側に2本の黄色い線が 頭部から尾部まで走っている。
胸鰭と背鰭のそれぞれの棘に鋭い毒腺があり、刺されると激痛がする。
成魚は昼間は浅海の岩礁域の岩陰にいて、夜に活動して 底生動物を食べる。 幼魚は集合フェロモンの働きで密集して泳ぎ、ゴンズイ玉という集団を作る。
産卵期は6月から7月で、海底に直径10cmほどの産卵床を掘って産卵する。
和名の由来は「牛頭魚」(ゴズイオ)の意。 「牛頭」とは牛頭人身の地獄の鬼神の意。 ゴンズイは頭部が牛に似ていて、背中や胸に毒腺があるので 悪魚の意味で呼ばれた。
もう一つは、中部地方で屑物の事をゴズ、またはゴンズリというが、 ゴンズイとは「屑魚」の意。
食用になリ、天ぷらなどで食べる。
夜の磯釣りでよく釣れる。
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特徴:
千葉県以南、九州までに分布する日本の固有種。 水深15m〜50mの岩礁域の低層に群れて生息する。
和名の由来は体側にある真珠色の白色斑紋が桜の花のように見えるところから来ている。また学名にも「さくら」という字があり、英名も桜が入っている。
雄から雌へと性転換をする雌性先熟型の雌雄同体魚である。雄と雌では紋様や体色が違うので昔は別種とされ、雄はサクラダイと呼び、雌をオウゴンサクラダイと呼んでいたが、雄に性転換する事が確認され、同種という事が分かった。
雌の体色は橙赤色で、背鰭の棘条部後部に大きな黒色斑がある。雄になると鮮紅色に変わり、体側に真珠色の白色模様が現われ、背鰭の第3棘が長く延び、背鰭の黒色斑は消える。写真では右上が雌で、あとは雄である。
産卵期は夏から秋にかけてで、この時期になると浅場に移動する。分離浮性卵を産み、孵化後はしばらく浮遊生活をするが、稚魚になるとやや深い岩礁域に棲み付く。
潮通しの良い場所でホバリングをし、流れてくる動物性プランクトンを食べる。
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特徴:
三宅島以南、インド、太平洋に分布。水深2〜20mの内湾に群生するミドリイシ類の周辺にすむ。 白っぽい体と尾ビレ後端の黒斑が特徴。
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特徴:
伊豆半島以南、琉球列島、小笠原諸島、西太平洋に分布する。 サンゴ礁域の外縁や礁斜面、ドロップオフなどの潮通しの良いサンゴのよく発達したところに生息する。
体色は白地で、そこに更紗模様があるのが和名の由来となっている。体型は側偏し体高はやや高い。底生性で鰾(うきぶくろ)はない。胸鰭は厚く発達し、着底する際に体を支える事が出来る。
サンゴ群体や岩の上にいることが多く、ヤギやウミトサカなどのソフトコーラル類の中にいることもある。
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特徴:
南日本以南、インド洋・西太平洋に分布する。 温帯・熱帯の岩礁域、サンゴ礁域に生息する。
水深20〜60mの岩穴や岩の下に生息し、雄を中心に小さな群れ(ハーレム)を作って生活する。
体側に白く縁取られた赤い縦帯が一本ある。 尾鰭の先が糸状に伸びる。
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特徴:
インド洋、西太平洋に分布する。 浅海のサンゴ礁域に生息する。
鰓蓋に1本の大きな棘があることで、クマノミ属と区別している。また、それが英名の由来にもなっている。
雄は雌よりも小型で、色彩も雌より鮮やかである。雌は大型で黒っぽい。
体の模様は成長に従って変化する。幼魚のときは白い横帯が連続しておらず、色も暗色だが、成長に従って横帯も繋がり、色も鮮やかになる。
主にタマイタダキイソギンチャクと共生する。
雄から雌へ性転換する、雄性成熟雌雄同体性転換魚である。
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特徴:
伊豆半島以南、中西太平洋・インド洋などに分布する。 潮通しのよいサンゴ礁・岩礁域に生息する。
スミツキ○○と言う魚は、他にもスミツキゴンベやスミツキヨウジなど十種類以上いるが、どれも墨を付けたような、黒い斑点や模様がある。 このベラも成魚は、胸鰭基部と臀鰭、背鰭後方に、墨をこぼしたような斑点があり、それが和名の由来となっている。 英名を調べたが、何の事だか分からない。
よくあることだが、幼魚は成魚とまったく違う模様である。 体全体が濃い茶褐色で、白い斑点が体の縁の方にある。 尾鰭に2つ、背鰭側に3つ、腹鰭側に3つ、あと吻が白い。 成長するにしたがって、この白斑は薄くなる。
幼魚の時は、他の成魚の体につく寄生虫などを、食べてあげたりしているということも観察されている。 成魚の食事は、無脊椎動物(軟体動物や甲殻類)を食べる。
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特徴:
浅海の砂礫底に穴を掘って住む。
頭は比較的小さく、体長は体高の1.5倍以上。体には幅広い黒色縦帯がある。
ジョーフィッシュと呼ばれている。
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特徴:
千葉県、新潟県以南、西太平洋の暖海に分布する。 岩礁域の転石地帯や、サンゴ礁の浅場・外側斜面に生息する。
体高は低く長楕円形で、コバルト色の体色に尾鰭が黄色いのが特徴である。黄色い部分の大きさは地域や環境によって差があるが、ミクロネシアで見られるものは、腹部から体側後部まで黄色いものが多い。
食性は動物性で主に動物プランクトンを食べる。
産卵期は5〜9月で、卵は転石の下に産みつけられ、雄がそれを保護する。
多くの個体が共同して、縄張りに侵入してきた捕食者を追い払うモビング(擬闘)行動が知られている。
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特徴:
本州中部以南、南日本、東シナ海、台湾に分布する。 亜熱帯、温帯の岩礁域やサンゴ礁域に単独で生息する。
体は側扁し頭頂部から背部にかけて盛り上がっている。体側には特徴的な黒褐色の斜走帯が9本ある。唇は厚いが口は小さい。各鰭は黄色みをおび、尾鰭には十数個の白色小斑点が散在する。
ユウダチタカノハに似るが、ユウダチタカノハには尾鰭の白色小斑点が無い。眼を通る帯がタカノハダイは眼の上方で3又に分かれるが、ユウダチタカノハは分かれない。解剖学的には背鰭の軟条数がタカノハダイ(32本)、ミギマキ(33本)、ユウダチタカノハ(28本)となり区別される。
雑食性で、甲殻類や海藻を食べる。産卵期は10月から12月である。
和名の由来は、体表の縞が鷹の羽の縞を連想させることからである。
釣りでは外道として釣れるが、磯臭いので捨てられる事が多い。メジナ釣りでタカノハダイが釣れるのは水温が低いからで、目当てのメジナが釣れないという目安となる。
臭みが強く不味いので有名であるが、旬の冬になると少しは美味しくなるので食用にすることは出来る。新鮮なものの腸を素早くとり、洗いや刺身にする。切り身を水にさらしても、臭みは抜けない。
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特徴:
本州中部〜九州の太平洋岸。日本の固有種。沿岸域の岩礁地帯の中層に群棲する。 青い体色に、鮮黄色の縦帯が1本はいり、フエダイ科のウメイロやタカサゴ科のウメイロモドキなどの仲間に間違えられやすいが、体側を平行に走る数本の暗色縦線が特徴で、すぐに見分けられる。またタカベは小型種で、大きくなっても、せいぜい20cmほどだ。動物プランクトン食性なのだが、磯際に群れ、釣りの邪魔をするので、上物師は餌盗りだと嫌う。しかし、脂肪分が多く、かなり美味しい魚であって、知っている人は大喜びをする。鮮度が落ちやすいので、釣り人しか知らない美味であり、釣り人しか知らない名魚なのかもしれない。
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特徴:
南日本以南、琉球列島・西太平洋・インド洋に分布する。 サンゴ礁域および岩礁域に生息する。
大型のものは潮通しのよいサンゴ礁の崖で見かける。岩穴や洞窟の中に居ることもある。
幼魚は黄橙色に7つの大きな白斑があり、成長するとその白斑の中に地肌と同じ色の斑点が出てくる。成魚になるに従って白地に斑点模様となる。コショウダイの名前の由来は、体表に散在する小黒点が胡椒の実の様であるからだが、当のコショウダイよりこのチョウチョウコショウダイの方がそれに近い。
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特徴:
千葉県以南、インド洋・太平洋に分布する。 サンゴ礁域・岩礁域の広い範囲で小さな群れを作って生息する。
ツノダシ科は1属1種しかなく、ニザダイ科に最も近い種とされているが、ニザダイ科のように尾柄部に骨質板や棘などは無い。
最大の特徴は背鰭の第3棘が糸状に長く伸びていることであるが、これはハタタテダイと似ている特長である。ハタタテダイとの違いはツノダシは尾鰭が黒いことでわかる。吻は突き出していて、黒に縁取られた黄色い模様がある。
食性は雑食性でカイメン、底生動物、藻類などを突き出した吻で食べる。
分布域が広いのは浮遊幼期が長く稚魚が海流に乗って遠距離を漂流するからである。また、ある時期になると大きな群れをつくることがあるが、これは産卵に関する行動であるといわれる。
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特徴:
相模湾以南、インド洋・西太平洋に分布する。
本州南岸でも普通に見られるが、主にサンゴ礁付近の砂底に生息する。
成魚と幼魚では体色がまったく異なる。 また、幼魚と雌の体色は地域によって異なる。 体色変化の時期が個体によって違う、10cmを超えても幼魚の体色のものもいれば、7〜8cmで成魚に変化するものもある。
幼魚も成魚も夜は砂に潜って寝る。
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特徴:
本州中部以南、小笠原諸島、ハワイ諸島、ロードハウ島、ニュージーランド北部、オーストラリア南東部に生息する。 水深40m付近の岩礁域に生息する。
カワビシャ科の魚は頭部の骨が露出するという特徴がある。日本にはカワビシャ、テングダイ、ツボダイ、クサカリツボダイの3属4種が分布している。
テングダイは体高が高く、強く側扁した円盤形の体型で、吻は突出し背鰭は高く大きい。また、下顎の腹面に小さなひげが密生しているのも特徴である。
成魚の体色は黄褐色で、体側には幅の広い6本の黒色横帯がある。幼魚は灰色で、横帯は無いが黒色斑紋がある。
カワビシャは水深100m〜200mの砂底に生息するが、テングダイはそれより浅い岩礁域に単独または数尾でいることが多く、カワビシャ科の中では生息水深がいちばん浅い。
和名の由来は、突出する吻が天狗の高い鼻を連想させるところからである。
食用となり、釣りなどで漁獲されるが、漁獲量は少ない。肉は白身で、かなり美味しいと言われるが身は薄い。刺し身や煮つけなどにする。
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特徴:
相模湾以南、台湾・ハワイ諸島に分布する。 やや深い沿岸の砂泥底に生息する。
脅かされると、一瞬にして砂に潜り込むのはテンスと同じ。寝る時にも砂に潜って眠る。
テンスやホシテンスに似るが、第2棘が長く延びていないことと、頬部に鱗が無いことで区別される。
色彩変異が激しく淡緑色から赤色まで様々ある。
和名の由来はテンスに似るところから来ているが、テンス自体は背中に丸い斑紋があるところから、「点魚」と言われている。魚(ス)は魚名語尾である。
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特徴:
奄美大島以南、西部太平洋に分布。 枝サンゴのまわりに群生し、動物プランクトンや魚卵を食べる。危険を感じると一斉に隠れる。ほぼ全身がうすい青緑色で目立った斑紋はない。下の歯が出っ歯。
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特徴:
伊豆半島以南、インド洋・中太平洋に分布する。
サンゴ礁周辺に生活する。 本州では死滅回遊魚として幼魚が見られるが、沖縄では普通に見られる。 餌をついばむ姿がかわいい魚である。
ベラの仲間では珍しくないが、幼魚と成魚の体色が異なる魚種である。 幼魚は黒い横帯があり、背鰭に黄色いリングがある。 以前は別種と思われていたので、幼魚はクモベラと呼ばれていた。
また、雄と雌でも体色が異なるが、頭部にオレンジ色の斑紋があるのと背中の黄斑は同じである。
雌は雄へ性転換するものもいる。
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特徴:
千葉県・長崎県以南の南日本。水深5〜30mの岩礁域や珊瑚礁外縁部にすむ。 背鰭、臀鰭の軟条部と、尾鰭に、縁に沿って走る数本の淡色線があるのが特徴、黒っぽくて、この淡色線が薄い場合もあるが、必ずあるので、よく見てみよう。胸鰭基部の上部に黒色斑がある。幼魚は背鰭は軟条部に、目立つ眼状斑がある。
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特徴:
琉球列島を除く本州中部より南、朝鮮、台湾に分布する。 海藻の茂る磯の岩礁域に生息する。
体形は細く扁平で、 体色は背中が緑色で紅褐色の筋や斑紋があり、 腹側は藍色に紅色の縦帯が一つある。
体色の雌雄差はあまり無いが、 雄は青みが強く、雌は赤みを帯びる。
産卵期は6月から9月である。
和名の由来は、体色が錦のように美しいからである。
この魚は食用とされる。 釣りなどで漁獲され、旬は夏である。 味はあまりよくないが、煮付けなどにして食べる。
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特徴:
南日本。インド・太平洋域。沿岸の岩礁域や珊瑚礁域の浅所にすむ。 茶褐色の体色に淡色の縦帯が多数走る。幼魚の時は、体側に黄色縦線が3本走り、背鰭の棘部は赤橙色だ。 ヌノサラシはもともとスズキ科とされていたが、その後、体表粘液に含まれる毒を持つグループは、ヌノサラシ科にまとめられた。しかし、2000年に『日本産魚類検索 第2版』で中坊徹次博士らによりハタ科に移された。正確にはにヌノサラシ科に含まれていたヌノサラシ属、アゴハタ属、ジャノメヌノサラシ属などは、ヌノサラシ族として、ハタ科ハタ亜科にいれられた。 まえのヌノサラシ科は、体表粘液毒をもつものでまとめられており、ヌノサラシ科の学名、Grammistidae からなまえをとって毒の名はグラミスチンという。この毒をもつグループは英語では、ソープフィッシュ、石鹸魚といい、多量の粘液を分泌して海水を石鹸のように泡立たせる。この毒は強い界面活性作用を持ち、溶血性、魚毒性、抗菌活性をしめす単純ペプチドの蛋白毒だ。ほかの魚はいやがり、生け簀や水槽に入れると、ほかの小魚が死んだりはするが、人に害がおよぶほど強い毒ではない。食べても大丈夫のようだが、あまり食用にはされないし、食べても美味しくないという。
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特徴:
伊豆諸島、琉球列島、西部太平洋に分布する。 サンゴ礁外縁部の穴や岩棚の下に小さな群れで生息する。
遊泳性だが、海底からあまり離れない。体系は円盤状。
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特徴:
南日本。インド・太平洋域。珊瑚礁外縁にすむ。 体色は鮮やかな赤から茶褐色や紫色まで変異が大きい。体側に青からピンク色の小斑点がちらばる。尾鰭は三日月形で、尾鰭の後縁は黄色い。ここが白ければオジロバラハタになる。全長で1メーターほどになるが、海域によってはシガテラ毒の報告があるので注意しよう。
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特徴:
琉球列島をのぞく南日本。台湾、中国沿岸。沿岸浅所〜河川汽水域にすむ。 ヒイラギは項部(こうぶ)に暗色斑があるのが特徴だ。項とは、うなじのこと、魚類学で項部というと、後頭部の直後で鰓孔上端の上から背鰭起部前方のことをいう。ふうん。ヒイラギの「うなじ」は、こんなところにあるんだ。 前下方にのびる口も特徴で、この口を使って底生性の甲殻類や貝類を主食にしている。 ヒイラギ科魚類は食道の周囲に腺になった発光器がある。ここに発光細菌を共生させて発光するのだ。ヒイラギ科魚類は浅海にすむので発光器を使うのは夜間で、腹面から散光をだし、鰓蓋部から瞬光をだす。光によって体の輪郭をぼかしたりしていると考えられているが、確かめられたわけではない。身近な魚にも謎は多い。 高知で有名な郷土料理の「にろぎ」は、本種と、もっと小型種のオキヒイラギをさし、料理店で食べたり、魚屋で売っているのはオキヒイラギが多い。高知では本種を「内にろぎ」オキヒイラギを「沖にろぎ」と呼ぶ。
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特徴:
大陸斜面や海嶺に生息。背ビレ第6棘は伸長する。 尾ビレは強く2又する。背ビレが全体に伸長しない事でクサアジと区別できる。
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特徴:
小笠原諸島、和歌山県以南。インド・太平洋域。珊瑚礁の外縁部にすむ。 ミナミゴンベに似るが、鰓蓋上部に目立つ眼状斑がなく、体側の暗色斑が縦列状に並び、尾鰭に赤色小斑点がちらばることで区別できる。珍しい種である。 雄は縄張りを持ち、ハーレムを形成する。
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特徴:
琉球列島。インド・西太平洋域。幼魚は礁湖にすみ、成魚は礁縁部にすむ。 背鰭、臀鰭、尾鰭の先端部は尖る。胸鰭基底の上部付近に黒色帯がある。眼の下と眼の後方に黒色の、やや斜走した横帯がある。成魚は黒っぽい体色だが、幼魚の体色は黄色く、2本の太い黒色縦帯がある。
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特徴:
土佐湾以南。〜インド・太平洋域。岩礁や珊瑚礁域にすむ。 鱗は小さく(側線有孔鱗は35〜38枚)クロオビマツカサに似るが、鰓蓋に暗色域はないことで区別できる。
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特徴:
和歌山県田辺湾以南。インド・西太平洋域、ハワイ諸島。珊瑚礁の浅所、枝状珊瑚の間などにすむ。 頭部と胸部に小赤色点が散在する。斑紋や体色に変異はあるが、背鰭基部と体側中央に淡色縦帯が走ることが多い。この淡色縦帯にはさまれた部分は後部が黒色縦帯になる。幼魚は背部が暗色で腹部が白く、くっきりと色分けされるような斑紋になる。 小型の魚類や甲殻類を食べる。
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特徴:
駿河湾、高知県以南。〜インド・太平洋。やや深い岩礁のまわりの砂泥底にすむ。 背鰭の第1・第2棘は長く、第3棘と、よく離れ鰭膜でつながっていない。体側に3〜4本の幅広い暗色横帯があり、背鰭棘条部中央の下方に1黒色斑がある。幼魚は、背鰭第1・第2棘が著しく長くなり、体側は茶褐色で、背鰭軟条部に眼状斑が2個ある。 テンスより南方系である。
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特徴:
千葉県以南、インド洋・中部太平洋に分布する。 浅海の岩礁域・サンゴ礁域に生息する。
他の魚に付いた寄生虫を食べるクリーナーとして有名である。大型魚の鰭のまわりや鰓・口の中を丹念に掃除するが、口の中を掃除していても捕食される事は無い。あまり相手が大きいと、数匹がかりで掃除したり、また自分より小さい魚も掃除したりする事もある。
数匹の群れを作り、決まった場所に住んでいる。そこをクリーニングステーションとしているので、多くの魚が掃除をして貰おうと訪れるのである。この群れは数匹の雌を従えた雄のハーレムで、一番大きい雌が性転換をして雄になっている。ホンソメワケベラは生まれながらにして、雄がまったくいない種類である。
雌から雄に性転換するメリットは多くの子孫を残せる事である。小さい時は雌として卵を産み、大きな雄に受精させておく。大きくなってからは雄に性転換して縄張りをもち、多くの雌を従え、その卵を受精する。雄は1日に何十匹もの雌の卵を受精させる精子を作ることができるのだ。
このホンソメワケベラの姿を真似したニセクロスジギンポと言う魚がいる。この魚はホンソメワケベラの振りをしていて、クリーニングをしてもらおうと近づいてくる魚の鰭や皮膚を食いちぎって食べる魚なのである。
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特徴:
下北半島・佐渡島以南の沖縄県をのぞく各地。東シナ海、南シナ海、フィリピン。 内湾性の小型のベラで、海藻が茂った岩礁帯に多くすむ。キュウセン属で、キュウセンと同じく、温帯によく適応して、本州中部から四国、九州で、よく見られる。 雌や幼魚の体はふつう淡緑色だが、紅藻類茂みにいるものは赤みが強くなる。目立った斑紋はない。雄は胸鰭上方に赤色縦帯が3本あって、背鰭前部に暗色斑がある。ホンベラは、斑紋がベラ科にしてははっきりせず、おとなしい。 小さくて、斑紋がはっきりしないので、単にベラの子供だろうというくらいの感じで見逃している釣り人が多いようだ。小さい命も見据えてやろう。
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特徴:
下北半島・佐渡島以南の沖縄県をのぞく各地。東シナ海、南シナ海、フィリピン。 内湾性の小型のベラで、海藻が茂った岩礁帯に多くすむ。キュウセン属で、キュウセンと同じく、温帯によく適応して、本州中部から四国、九州で、よく見られる。 雌や幼魚の体はふつう淡緑色だが、紅藻類茂みにいるものは赤みが強くなる。目立った斑紋はない。雄は胸鰭上方に赤色縦帯が3本あって、背鰭前部に暗色斑がある。ホンベラは、斑紋がベラ科にしてははっきりせず、おとなしい。 小さくて、斑紋がはっきりしないので、単にベラの子供だろうというくらいの感じで見逃している釣り人が多いようだ。小さい命も見据えてやろう。
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特徴:
ボラはトビウオに近い魚で、トビウオの胸鰭を取ったものと思ってもいい。
世界各地の温帯から熱帯地方に生息している。 塩分の適応性が幅広い事から「広塩性魚類」の仲間となっている。 外海はもちろん内海、河口域(汽水域)、川の中まで遡って暮らす広い生活域を持つ。 これらのすみかは季節によって棲み分けられるのが特徴で、 それぞれの棲みかによって生活様式が違っている。
ボラの歯は小さくて細かいので、固いものを食べると胃でこなさなければならなく、 そのため胃の幽門部の筋肉が発達し、「ボラのへそ」と呼ばれるものとなる。 「ボラのへそ」はそろばん玉を大きくしたような形で、 有機性残渣と泥を分けて不要物を排出する機能がある。
ボラは成長に伴って名前が変わる出世魚である。 2〜4cmのものを 「ハク」、10cmくらいまでを 「オボコ」 30cmまでを 「イナ」、30cmを超えると 「ボラ」 さらに80cmくらいのものは 「トド」 と呼ばれる。 うぶな女の子のことを 「オボコ娘」 と言ったり、粋な若い衆のことを 「イナセな兄さん」 と言ったり、行き着くところまで言ったという意味で 「トドのつまり」 などと言う。
秋が深まると体に脂が乗り、寒中ボラといって一番おいしい旬となる。 ボラの卵巣を塩漬けにして干したものが、「カラスミ」といって高級珍味とされる。 その形が「唐の墨」に似ているのでこの名がついた。 越前のウニ、三河のコノワタに並んで、三珍味として有名である。
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特徴:
北海道以南、北西太平洋の温帯域、朝鮮半島、東シナ海、南シナ海に分布する。
水深10mの浅海の沿岸域から水深100mの中層域・下層域に群れで生息する。
体色は背中が青褐色から黄褐色で、腹側が銀白色であるので、上からは水の色と区別が付きにくく、下からは水面の反射にまぎれて見分けにくくなる。これは海鳥からの攻撃を避けたり、また下から襲ってくるカジキやマグロ・ブリなどの大型魚からの捕食を免れる、いわゆる保護色となっている。また、イワシの群れに下からこっそり接近するのに都合がよい。
同一種のアジでもキアジとクロアジに分けることがある。内湾や沿岸に住み、背中が黄色味を帯びているものがキアジ、沖合いに住み、背中が黒っぽくキアジよりも大きく細身のものがクロアジである。内湾性のキアジは餌が豊富で栄養が行き届いているので味もよく、市場価値はクロアジよりキアジのほうが高い。クロアジは主に干物などの加工品に用いられる。
アジの名の由来は諸説あるが、味がよい魚という意味が一般的である。他に「ア」が愛称語、「ジ」が魚を表す接尾語であるので大衆魚としてつけられた名であるという説、三月から味がよくなるので漢字の参に魚偏をつけてアジと読むという説がある。
産卵期は春から夏にかけてで、水温が16度ほどになると1mm程度の浮性卵を生む。卵の数は雌の大きさによって2万から50万とかなり違う。生まれた卵は約40時間で孵化し2.5cm程の稚魚になる。生後3日で動物性プランクトンなどを捕食し始め、1年で14cm、2年で20cm、5・6年もすると40cmにもなる。
旬は夏で、新鮮なものは刺身やタタキ・塩焼き・ムニエルにしても美味しい。また、身を開いて干す「アジの開き」は保存食としても有名で、干物にすると生より栄養的によくなる。生アジだと100g中に蛋白質20mg、脂肪27mgだが、干物にすると蛋白質43mg、脂肪59mgと増加するのである。アジはビタミンAを大量に含んでいて、特に内臓や卵に多い。ビタミンAは粘膜組織を正常にしたり、目を健やかにする働きがあり大切な栄養素のひとつである。
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特徴:
北海道南部以南の西太平洋からオーストラリアに分布する。 浅海の岩礁域の岩の下や割れ目などの暗いところに生息するが、夜間には表層に浮上する。
和名は体型が松の実のマツカサに似ているところから来ている。
体は堅くて大きくつながった鱗で出来ていて、フグのように鰭だけで泳ぎ、体をくねらせて泳ぐ事は出来ない。鱗には隆起があり、後ろ向きの棘が付いている。体は黄色地で各鱗と鰓蓋の周囲は黒く縁取られて、下顎も黒い。棘の摩擦や鰾で音を発する事が出来る。
腹鰭には一対の強大な棘と僅かな軟条から出来ている。この大きな棘は体に対して垂直に固定する事ができ、外敵に襲われた時などは岩穴に逃げ込みこの棘を立て引っ張り出されないようにし、身を守ることができる。
マツカサウオは下顎の上縁側面に一対の発光体を持っている発光魚として有名である。この発光は、発光バクテリアとの共生によるものである。マツカサウオは下顎の空間に発光バクテリアを飼っているのである。どうやって取り込み、どうしてそこに集めるのかは不明である。
発光の目的はプランクトンなどを誘き寄せ捕食する為、蛍の様にコミュニケーションの手段とする為など諸説があるが、未だにわかっていない。日本のマツカサウオは発光が弱く、夜の海のように本当に真っ暗でないと分からないが、オーストラリア産のマツカサウオは発光が強いので水族館の展示などでも使われている。食性は動物性で、主にエビ類を捕食する。
マツカサウオの発光が確認されたのは1914年富山県魚津市の水族館で停電が起きたときである。真っ暗な水族館の水槽で発光していたのを発見されたのだ。
食用となり、肉質は大変美味しいとされ、焼き物などにする。また、かまぼこなどの練り製品にもなる。外観がユニークなため、乾燥させて置き物にしたり、太平洋沿岸地方では魔除けとして使用していたところもある。
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特徴:
本州中部以南。〜インド・太平洋域、大西洋。水深100〜200mにすむ。 一目見たら忘れられない変な魚である。背鰭は長くのびて、薄べったく、何よりも妙なのは大きな口で、びよーんと大きくのびて、掃除機のように魚を丸呑みに吸い込んでしまう。獰猛な魚だ。そうそう、白い縁取りのある大黒斑の「的」も目立つ。 一昔前までは、あまり知られなかったが、このごろ、各地で、けっこう釣れており、時と所によっては、けっこう主対象魚になってきている。欧米では有名な魚で、聖ペテロにちなむ魚名で呼ばれたり、かなりの国で、ジョン・ドーリィと呼ばれたりする。フランス料理の素材としては定番であったらしく、それがグルメブームでひろがり、日本でも高級食用魚となったようだ。 日本産のマトウダイ科は6種とされていたが、近年、ベニマトウダイ科、ソコマトウダイ科、マトウダイ科の3科にわけられ、マトウダイ科は4種になった。ふつうには本種と、体側に明瞭な斑点がなく頭部背縁がへこんでいるカガミダイが有名だが、あと、アオマトウダイと、カゴマトウダイがいる。変なのは薄べったくて遊泳が苦手なようなのに、けっこう広い分布を持つこと。なぜだろうか。またアオマトウダイなどは、7cmほどの小魚なのだが、アラフラ海と土佐湾でしか知られていない。まだまだ謎の多いグループである。
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特徴:
本州中部以南、西太平洋などに分布する。 珊瑚礁の外縁や斜面に生息する。
頭部と体側に白斑が合計3つあり、和名英名の由来となる。 成長するにしたがって、薄くなり消えてゆく。
幼魚はイソギンチャクと共生し、 成魚になるとイソギンチャクを離れ、群れを作るようになる。
動物性プランクトン・藻類を食べる。
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特徴:
千葉県以南の南日本。インド・西太平洋域。水深2mまでの波の荒い珊瑚礁や岩礁にすむ。 鰓蓋後縁、体側中央、尾柄部にある白色横帯があり、体色は黒い。幼魚の体色は黄色く、吻から眼の上部を通り背部にいたる目立つ青色線があり、背部の青色線の中央には黒色斑がある。この青色線より上部は赤っぽい。イチモンスズメダイ、スジブチスズメダイの幼魚も、よく似ているので注意しよう。
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