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海底の生物事典

【 エイ 】 一覧

イズヒメエイ

イズヒメエイ

特徴:
伊豆半島沿岸に分布し、浅海底に生息。
背中は山吹色、お腹は白色。体は菱形、前縁はやや丸い。尾部は短く、体の幅と等しい。
肉食性で無脊椎動物や小魚を食べる。卵胎生。

オニイトマキエイ

オニイトマキエイ

特徴:
表中層遊泳性。背中は黒、お腹は白。
体は、横に伸びた菱形。幅は長さの2倍。卵胎生で春先〜秋にかけて若魚が発見される。一度に1〜2匹出産。プランクトン食で口を大きく開き、何度も泳いで捕食。

サカタザメ

サカタザメ

特徴:
水深135〜230mの砂底に生息。
背面は黄褐色で斑紋はない。腹面は白色。
サメ型の体系をしている。砂に埋もれて生活し甲殻類、魚類などを食べる。胎生で6月頃に6匹程度の胎仔を産む。

シビレエイ

シビレエイ

特徴:
本州中部以南、東シナ海、中国、フィリピンに分布する。
水深50mまでの浅海の砂地に生息する。

体色は黒褐色から赤茶褐色で、背中に暗黒色の小斑点がある。

定置網に掛かることがあるが、食用とされていない為市場に出る事はない。

シビレエイは一日の大半を砂に潜って生活しているが、小魚が4cm以内の距離に近づくと、それを包みこむようにジャンプして放電する。この放電は0.5秒間のパルス(短発的)放電を繰り返し行うが、この時周囲15cm以内の小魚はけいれんして動けなくなっている。

シビレエイの発電器官は頭部の眼の両外側の内部にあり、下にマイナス上にプラスの電極となる。この電極から発生する電圧は30〜70V(ボルト)と他の電気魚よりは低いが、電流は20A(アンペア)とかなり高い。

他に電気魚として知られている魚は、淡水産で南米のデンキウナギや北アフリカのデンキナマズがある。電圧はデンキウナギで200〜800V、デンキナマズで200〜500Vとかなり高い。南米の川ではデンキウナギによって2頭の馬が溺死したという記録がある。

発電魚は餌を獲ること以外に、電気を使って餌を探す事もできる。発電器官から周波数の安定した電気を出し電場を作り、そのひずみ(ゆがみ)を電気受容器で受ける事により、周囲の状況を探っているのである。
電気受容器は体表に広く分布していて、1cmあたり数マイクロボルトという微小な周囲の電場のひずみを探知している。きっと近づいてきたダイバーも感知されているのだろう。

電気魚以外にも、発電しないサメやエイに敏感な電気受容器があり、採餌に使っていることが知られている。水中の魚から発する呼吸運動にともなう低周波の電気は数マイクロボルトと推定されるが、10cmほど離れているサメやエイにとっては十分強い刺激となっている。水中に電極を置き、同じような電場を作ると、肉片よりも電極に向かう事が実験で分かっている。

トビエイ

トビエイ

特徴:
背中は茶褐色で成魚には大きな黒斑がある。
お腹は白。体は横に伸びた菱形。活動性が低く、海底にじっとしてる事も多い。肉食性で無脊椎動物や小型魚類を食べる。卵胎生。