特徴:
青森県〜沖縄、東シナ海。朝鮮半島南部。汽水域を好む。
胸鰭上方に黒色斑があって、背に白斑がちらばる、ふぐ類は多く、見分けが難しい。特にコモンフグ、ナシフグ、そしてマフグの幼魚などと、よく似ていて、意識しないと見分けられない。背にちらばる小白点が小さくて丸く、全体に見て複雑な模様を描いていなければクサフグだ。あと、その小白点が眼の下にはないというのも特徴だ。
ふぐ類には珍しく汽水域を好み、川の中にも侵入する。屋久島など、アユの友釣りの外道でクサフグがかかってくる。
初夏、大潮の時、砂利浜に集団で集まって浜にあがってきて、跳ね回りながら放精放卵する特異な産卵行動が知られている。友もがんばっているのだ。ゆめゆめ釣り場で日干しなどせぬよう、やさしく逃がしてやろう。
テトロドトキシン(ふぐ毒)あり。卵巣・肝臓・腸は猛毒、皮膚は強毒、筋肉と精巣は弱毒。よく釣れるポピュラーな魚だが、小型であり毒が強く食用には向かない。
ふぐ毒は産地や季節により変わる、また同定が難しいし交雑魚も多く報告されており実際の毒性はわからないことが多い。危ないので素人料理はやめよう。
色:銀/グレー
形:フグ/カワハギ
すみか:岩場