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2008年 04月 10日 (木曜日)
富戸物語 タマガシラ篇その1
第22回 富戸物語
タマガシラ遊び その1

みんな〜遊んでますかぁ〜?
どこかのエライ人が言ってたんですが、
「遊ぶ」っていうのは頭脳が発達した
高等な生きものだけの特権なんだそうですよ。
ということは、人間と同じくらいの脳を持った
イルカとかシャチなんかは
「遊ぶ」みたいですが、
それ以外の小さいサカナたちは
「遊ばない」ってことでしょうか?
う〜ん。
本当にそうなんでしょうかね〜
ここで話は唐突に変わりますが、
みなさんはタマガシラというサカナを知っていますか?
伊豆ではポピュラーなサカナで、
特別、珍しくもないサカナなんですが、
この子がものすごい特技を持っているんです。
それはスペシャルなホバーリング力。
「なぁ〜んだ、
サカナはもともとホバーリング力があるぢゃん」
なんて今、思ったでしょ。
違うんですよ、
タマガシラと他のサカナとは雲泥の差。
チョモランマと高尾山、
メジャーリーグと楽天、
ハンカチ王子とハナカミ王子(花粉症時のかっしー)
くらいの違いがあるんです。

タマガシラは、すぅーと泳いでいたかと思うと、
急に「ピタリ」と中空で止まって、
また泳ぎだしたと思うと「ピタリ」と止まる、
ということを繰り返すんです。
まるで、道を歩いているときに
「あっ、カギ閉め忘れた!」と言って
急に立ち止まる人のように。
そりゃ、急に立ち止まるサカナがいないとはいいません。
でもこのタマガシラのように
胸ビレも背ビレも尾ビレも
まったく動かさず「ピタリ」と止まることができる
生きものがこの水中にいるでしょうか。
いいえいません(キッパリ!)
実際に体験してみればわかりますが、
ほんの2〜3秒でさえ
水中で「ピタリ」なんて止まれませんから!
で、ここからが問題ですが、
果たしてタマガシラは何のために
「ピタリ」と止まる必要があるのでしょうか。
ホバーリング力のすごさを見せ付けたいから?
謎の暗号を受信しているから?
ものすごいアイデアが急に思い浮かんだから?
ふふん。
みなさんも来週までに、推理してみてくださいね。

